★日本に居ながら外国の企業に投資するには?
外国株式とは?
外国株式とは、海外の企業が発行する株式のことをいいます。海外には、グローバルに展開する優良企業や成長性の高い企業、日本企業以上に高い配当利回りが期待できる企業が数多くあり、株価の上昇も期待されます。また、外国株式も特定口座で取引することができ、確定申告の際には他の金融商品との損益通算をすることができます。
欧米の外国株式投資
グローバルに展開している世界の優良企業に投資できると言う事です。グローバルなブランドをもつ、世界の優良企業に投資することは、日本の国内株式への投資だけでは得ることができないメリットがあります。主要産業の時価総額上位銘柄に投資することで世界の成長力を享受することができます。
何よりも、日本国内の企業では、世界的に見ると、低配当だと言われています。対する外国株式の場合、好配当企業や連続増配企業に投資が可能だと言えます。世界の配当の高い企業や長期にわたり連続増配を行っている企業に投資することで、キャピタルゲインだけでなく、安定的にインカムゲインを得ることができるという事ですね。
高成長エマージング諸国への投資
世界には、高成長エマージング諸国と呼ばれる成長国があります。一昔前の中国の様に、世界経済の牽引役として期待される新興国の企業へ投資することで、高い経済成長を享受することができます。10年程前には、BRICsと呼ばれる国が、世界経済の牽引役として期待されていました。
BRICsは、各国の頭文字を取っています。
B=ブラジル
R=ロシア
I=インド
C=中国その中でも、中国の台頭は目覚ましいものがあります。次に台頭してくる国はどこなのか?成長性は、まだまだ期待できます。
国内株式同様、株式投資を行うには、単一の銘柄に投資することは、現実的ではありません。外国株式投資を行う場合も同じことが言え、単一国の株式に投資することは、相当のリスクがあります。特に、投資家が拠点を持っていないような国では、情報収集力に、まだまだ限界があります。そのため、他国に対して分散投資を行う事が推奨されます。それは、つまり、グローバル投資により分散投資を行う事で、リスク軽減を図ることになります。
グローバル投資は、国内市場とは違った動きをする海外市場に投資をすることになりますから、複数の通貨で運用することで資産のリスクを分散することができるとともに、国内株式と異なるパフォーマンスを得ることができます。
米国株取引の口座を持っていれば、日本にいながら米国株式の取引ができます。また、中国株取引の口座を持っていれば、日本にいながら中国株式の取引ができます。取引証券会社にもよりますが、米国株・中国株の他には、韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、タイ株、マレーシア株、シンガポール株といった人気の外国の株式も取り扱っている証券会社もあります。